東京の夏を彩る「足立の花火」が、2025年は5月31日(土)の開催へと前倒しになります。
会場は例年どおり荒川河川敷(千住側〜西新井橋間)。午後7時20分からの1時間で、千住宿開宿
400年を祝い例年の13,000に1,010発を加えた計14,010発を一気に打ち上げる“高密度花火”が
夜空をいろどります。
時期変更の背景には、近年の猛暑による熱中症リスクと、昨年の突然の開始直前の中止の原因と
なった雷雨・台風での中止を避けたいという主催者の判断があります。初夏の涼しい風の中で快適
に観覧できる特別なステージ――新緑とともに幕を開ける“早めの夏”を、ぜひ楽しんでください。
開催概要
開催月が例年の7月から5月へ変更!👀
— レッツエンジョイ東京 (@enjoy_tokyo) April 18, 2025
「第47回足立の花火」が荒川河川敷で5/31(土)に開催。合計発数14,010発の花火が足立区千住の夜を彩ります🎆✨https://t.co/55kxoRkFN5 pic.twitter.com/H7QXSkH9Fq
開催日: 2025年5月31日(土) ※荒天の場合: 中止(順延なし)
打ち上げ時間: 午後7時20分~8時20分
打ち上げ場所: 荒川河川敷(東京メトロ千代田線鉄橋~西新井橋間)
打ち上げ発数: 総数14,010発(13,000発+1,010発)

例年7月下旬に開催されていた「足立の花火」が2025年は5月31日に開催されることになりました。このスケジュール変更は足立区の新たな試みとなります。
足立の花火2025の見どころと特徴
足立の花火は、都内でも指折りの規模と迫力を誇る花火大会です。約1時間という短い時間に
1万4千発以上の花火が打ち上げられる「超高密度花火」が最大の魅力です。
特徴
- 高密度花火: わずか1時間で14,010発という驚異的な数の花火が打ち上げられます
- 迫力ある演出: 荒川の広大な河川敷を活かした大規模な演出
- 音楽と花火のコラボレーション: 音楽に合わせた花火の演出も見どころの一つ
例年の人出は40~70万人を超えていて、2025年も多くの観客で賑わうことが予想されます。

5月開催になることでより快適な気候の中で花火を楽しめますね。
無料で見られる穴場スポット5選
足立の花火は有料観覧席も設けられますが、無料で楽しめる穴場スポットも多数あります。
混雑を避けつつ、美しい花火を存分に楽しめる場所をご紹介します。
①荒川西岸(西新井側)河川敷
西新井側の河川敷エリアは比較的混雑が少なく、ゆったりと観覧できると言われています。
北千住側に比べて人が少ないため、家族連れにもおすすめです。
アクセス: 東武スカイツリーライン西新井駅から徒歩約25分
②荒川江北橋緑地
江北橋周辺の緑地は、花火が正面から見られる絶好のスポットです。足立の花火の打ち上げ場所
からやや離れていますが、その分混雑も少なめです。
アクセス: 日暮里・舎人ライナー江北駅から徒歩約15分
③虹の広場
「虹の広場」は、荒川河川敷に整備された広場で、足立の花火を見るのに適した場所の一つ
です。広々としたスペースがあり、比較的ゆったりと鑑賞できます。
アクセス: 日暮里・舎人ライナー足立小台駅から徒歩約20分
④扇大橋周辺
扇大橋周辺は、会場からやや離れていますが、その分混雑が少なく穴場となっています。
橋の上からも花火を鑑賞できますが、安全に注意して観覧しましょう。
アクセス: 日暮里・舎人ライナー扇大橋駅から徒歩約10分
⑤扇1丁目付近河川敷
会場の上流側に位置する扇1丁目付近の河川敷も、混雑を避けて花火を楽しめる穴場スポット
です。花火の全体像を見るには最適な場所です。
アクセス: 東武スカイツリーライン西新井駅から徒歩約30分
会場から少し離れた場所では、混雑を避けてゆったりと花火を楽しむことができます。
特に西新井側のエリアは、千住側に比べて比較的空いているのでおすすめです」と足立区
観光課の担当者は話しています。

有料席はすでに完売です。
有料席以外の前日の場所取りは禁止されています。
最寄り駅の混雑状況と空いている駅の紹介
足立の花火大会の最大の難関とも言えるのが、会場へのアクセスと帰りの混雑です。
駅の混雑状況と比較的空いている駅を紹介します。
ポスターも貼られているので、ご存知の方多いと思いますが…
— 瑞希小次郎 (@mizuki_kojiro) May 8, 2025
昨年7月に開催予定が、開始直前のゲリラ豪雨で中止になった「足立の花火」
ことしはリスク回避で5月31日(土)開催です。しかも千住宿ができて400年記念。
当日の夜、東武スカイツリーラインめちゃ混み必至です。ご注意を😨#東武伊勢崎線 pic.twitter.com/BlThPOWS4I
混雑する駅
- 北千住駅: 最も混雑する駅で、特に大会終了後は大変な混雑が予想されます
- 小菅駅: 会場に近いため、こちらも混雑します
比較的空いている駅
- 町屋駅: 会場からは少し距離がありますが、北千住駅よりも混雑が少ないとされています
- 足立小台駅: 日暮里・舎人ライナーを利用する方法で、比較的混雑が少ないです
- 西新井駅: 西新井側から観覧する場合はこちらの駅が便利で、千住側ほどは混雑しません
- 五反野駅: 北千住駅や小菅駅に比べて人が少なめのため、混雑回避におすすめです
「北千住駅は大変混雑します。町屋駅、足立小台駅などの利用をご検討ください」と
あだち観光ネットでも注意喚起されています。あだち観光ネット
※足立の花火2025の最新情報は「あだち観光ネット」の公式サイトで随時更新されるので、
定期的にチェックするのがおすすめです。
帰りの混雑を避けるなら、花火終了の20時20分から30分程度は会場内に留まるのが
おすすめです。また、終了30分前に退場するか、終了後1時間以上経ってから帰宅するのも
一つの方法です。
足立の花火当日の交通規制と注意点
花火大会当日は、会場周辺で大規模な交通規制が行われます。スムーズな移動のために、事前に
交通規制情報を確認しておくことが重要です。
交通規制
- 規制時間: 18時頃~22時頃(予定)
- 規制区域: 荒川河川敷周辺の道路、特に北千住駅前通りと駅前ロータリー
まとめ
2025年の「足立の花火」は、例年の夏開催から変更となり、5月31日(土)に開催されます。
比較的過ごしやすい時期に行われるため、より快適な花火観賞が期待できそうです。当日は
19時20分から20時20分までの1時間に、約14,000発以上もの花火が一気に打ち上げられる
「超高密度花火」が予定されており、圧倒的な迫力と美しさを楽しめるでしょう。有料席はすでに
完売ですが、無料で観覧できる穴場スポットもあります。
今回、初めての5月開催となる足立の花火は、これまでとはひと味違った楽しみ方ができるかも
しれません。ぜひ心に残るひとときを過ごしてみてください。
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