今年で第59回を迎える葛飾納涼花火大会が、2025年7月22日(火)に開催されます!
約15,000発の花火が、下町・柴又の夜空を美しく彩る夏の風物詩です。多くの来場者で
にぎわうこの大会ですが、ゆっくりと花火を楽しむためには、混雑を避ける穴場スポットや、
場所取りの時間帯を知っておくことが大切です。この記事では、混雑状況の傾向やおすすめ
の鑑賞ポイント、場所取りのコツなどを詳しくご紹介します。
葛飾納涼花火大会2025
開催日: 2025年7月22日(火曜日)
開催時間: 19:20~20:20(約60分間)
打ち上げ数: 約15,000発
会場: 葛飾区柴又野球場(江戸川河川敷)
例年の人出: 約77万人
荒天の場合: 中止(延期なし)
大会の特徴
葛飾納涼花火大会は、半世紀以上の歴史を持つ下町の夏の風物詩です。
観覧席から打ち上げ場所が非常に近く、間近で迫力ある花火を楽しめるのが最大の魅力
です。
また、東京スカイツリーと花火を同時に望めるビュースポットもあり、風情ある柴又の
街並みとの競演も見どころの一つです。
おすすめ穴場スポット7選
おすすめのスポットをいくつかご紹介します。
1.新葛飾橋周辺・下流側の土手
おすすめ度: ★★★★★
新葛飾橋周辺・下流側の土手は、葛飾花火大会をゆったり楽しみたい方にぴったりの穴場
スポットです。打ち上げ会場から少し離れている分、混雑が比較的少なく、落ち着いて
観覧できるのが魅力です。特に橋の上や下流側の土手からは、花火の全景を見渡すことができ、
その美しさを存分に味わえます。ただし、距離があるため音の迫力にはやや欠ける点が
デメリットと言えるでしょう。
アクセスは、北総線・新柴又駅から徒歩約12分、またはJR常磐線・金町駅から徒歩約15分ほど。
ゆとりをもって観覧したい方には、ぜひおすすめしたいスポットです。
2. 江戸川河川敷・矢切エリア(千葉県松戸市側)
おすすめ度: ★★★★☆
矢切の渡し周辺の河川敷は、葛飾花火大会を対岸から楽しめる風情ある穴場スポットです。
打ち上げ場所からはやや距離がありますが、そのぶん混雑が少なく、ゆったりと観覧できる
のが魅力です。特に、歴史ある「矢切の渡し」の乗り場付近は、水面に映る花火と共にロマン
チックな雰囲気が楽しめると人気です。地元では“定番の穴場”として知られており、比較的
知られた場所のため、それなりの人出は予想されますが、メイン会場ほどの混雑にはなりません。
アクセスは矢切駅から徒歩15〜25分ほどかかるため、時間には余裕をもって向かうのが安心です。
3. 江戸川ラインゴルフ松戸コース周辺
おすすめ度: ★★★★☆
江戸川ラインゴルフ松戸コース周辺は、地元の人たちに密かに人気のある隠れた穴場
スポットです。広々とした空間が特徴で、レジャーシートを敷いてのんびりと花火を楽しめる
環境が整っています。混雑も比較的少なく、落ち着いて観覧したい方にはぴったりの場所です。
近くにはトイレもあるため、長時間の滞在でも安心です。ただし、公共交通機関からのアクセス
がやや不便で、新柴又駅から徒歩約20分、または金町駅から徒歩約19分と少し歩く必要が
あります。とはいえ、その分ゆとりある観覧ができる“穴場感”は抜群です。混雑を避けて、
ゆっくりと花火を堪能したい方におすすめです。
4. 柴又公園(土手上エリア)
おすすめ度: ★★★☆☆
柴又公園は、打ち上げ会場の「ほぼ正面」に位置し、花火を間近で迫力たっぷりに楽しめる
人気スポットです。土手の上から観覧できるため視界も良好で、高さのある打ち上げ花火も
存分に堪能できます。ただし、目の前が通路になっているため、観覧中に人の往来が気になる
ことがあります。また、会場内には救護テントやVIP席が設置されているエリアもあり、
一部場所取りが制限されている場合がある点には注意が必要です。風向きによっては煙が流れて
くることもあるため、当日の天候状況も確認しておきましょう。アクセスは柴又駅から
徒歩約8分と非常に便利で、人気の高さもうなずけるスポットです。
5. 江戸川河川敷(上流エリア)
おすすめ度: ★★★☆☆
メイン会場から上流に位置するエリアは、落ち着いて花火を楽しみたい方にぴったりの穴場
スポットです。打ち上げ場所からはやや距離があり、花火は横から見る形になりますが、
それでも迫力ある光景を十分に味わうことができます。比較的人が少なく、場所取りも
しやすいため、のんびりと観覧したい方におすすめです。アクセスは金町駅から徒歩約25分と
少し歩きますが、その分、混雑を避けてゆったりとした時間を過ごせるでしょう。
会場の喧騒を避けつつ、花火の美しさを堪能したい方におすすめのスポットです。
6. 新柴又駅周辺の高台
おすすめ度: ★★★☆☆
新柴又駅周辺の住宅街にある小さな高台は、地元の人しか知らないような隠れた観覧スポット
です。駅から徒歩約5分とアクセスが良く、ちょっとした高低差のおかげで花火を見渡すことが
できます。限られたスペースながら、混雑を避けて花火を楽しめる“穴場感”は抜群です。
ただし、周辺は静かな住宅地のため、騒音やゴミなどマナー面では注意がひつようです。
場所取りの際も周囲の迷惑にならないようにしましょう。静かに花火を眺めたい方に
おすすめの、魅力的なスポットです。
7. 金町浄水場周辺
おすすめ度: ★★☆☆☆
取水塔周辺は、少し距離があるものの、花火の上部をきれいに見渡せる穴場スポットとして
知られています。周囲には高い建物が少なく、視界が開けているため、開花する瞬間の花火を
遠目からでもしっかりと楽しめます。人出が少ないため非常に静かで、混雑を避けたい方には
ぴったりです。近くには駐車場もあり、車での来場を検討している方にも便利な立地です。
ただし、打ち上げ場所からはかなり離れているため、低い位置の花火は見えにくいことが
あります。アクセスは金町駅から徒歩約13〜30分程度で、余裕を持って移動するのがおすすめ
です。落ち着いた環境で、ゆったりと花火を鑑賞したい方に最適のスポットです。
場所取りのベストタイム・何時から始めるべき?
葛飾花火大会で快適な観覧場所を確保するには、場所取りのタイミングが非常に重要です。
特にメイン会場である柴又公園や河川敷の中心部では、朝早くから場所取りが始まります。
早い方は朝8時頃にはシートを広げており、10時を過ぎるとすでに多くのスペースが埋まり
はじめ、正午を過ぎる頃には見やすい場所の確保はほぼ難しくなります。
一方、混雑を避けたい方に人気の新葛飾橋周辺や矢切エリアなどの穴場スポットでは、
14時〜15時頃の到着が最もおすすめです。この時間帯なら比較的余裕を持って場所を選ぶ
ことができ、ゆったりと準備を整えることができます。ただし、16時を過ぎると徐々に人が
増え始め、17時以降になると空いているスペースは限られてきます。静かな場所で花火を
楽しみたい方は、少し早めの行動を心がけると良いでしょう。

2025年は火曜日開催のため、土日より混雑が緩和される可能性があります。
混雑のピーク時間
行き(会場到着)
- 15:00~17:00: 場所取りラッシュ
- 17:30~19:00: 最も混雑するピーク時間
帰り(花火終了後)
- 20:25~22:00: 帰宅ラッシュのピーク
- 各駅で入場規制の可能性あり
アクセス情報と最寄り駅
京成柴又駅
- 会場まで徒歩約10分
- 最もアクセス良好だが混雑必至
- 帝釈天参道を通る風情あるルート
北総鉄道新柴又駅
- 会場まで徒歩約15分
- 比較的混雑が少ない
- 住宅地を通る静かなルート
JR・京成金町駅
- 会場まで徒歩約20分
- 2路線利用可能で帰宅時の選択肢が多い
- 商店街を通るにぎやかなルート
電車でのアクセス時の注意点
- 往路: 17:00以降は各駅で混雑が激しくなります
- 復路: 花火終了直後の20:20頃から約1~2時間は入場規制の可能性
- 乗車券の事前購入: 券売機の行列を避けるため、往復券やICカードの事前チャージ
まとめ
葛飾納涼花火大会2025は、7月22日(火)の平日開催となります。約15,000発の花火が打ち
上げられる注目のイベント、混雑を避けながら快適に楽しむには、穴場スポット選びや場所
取りのタイミングがカギとなります。人気エリアでは朝8時頃から場所取りが始まるため、
早めの行動が肝心です。穴場スポットでは14時〜15時の到着が理想的。また、帰りの混雑を
避けるには、花火終了前の退場か時間をずらす工夫が効果的です。
下町柴又の風情とともに、思い出に残る夏の夜をぜひ満喫してください。
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