こんにちは!東京の夏を告げるイベントとして毎年多くの人で賑わう「足立花火大会」ですが、
今年2025年は例年の7月ではなく、5月に開催されることをご存知でしょうか?
「第47回足立の花火」は、新緑が美しい5月31日(土)に荒川河川敷を舞台に開催されることが
決定しています。初夏の心地よい気温のなかで鑑賞できるため、熱気に疲れやすい小さな子供や
年配の方でも比較的過ごしやすいのがうれしいポイントです。約14,000発もの花火が華やかに
夜空を彩るこの大会は、例年50万人を超える観客が訪れるほどの人気イベントです。しかし、
その一方で多くの人が訪れるため、当日は広範囲で交通規制が実施されます。
そこで今回は、足立花火大会を快適に楽しむために、周辺道路の交通規制情報や通行止めエリアの
詳細、そして会場までの最寄り駅からの具体的なアクセス方法まで、事前に知っておきたい情報を
詳しくご紹介します。ぜひ最後までご覧いただき、素敵な花火観覧の準備をしてください。
足立花火大会2025

開催日時
令和7年(2025年)5月31日(土)午後7時20分~8時20分(※荒天の場合は中止、順延なし)
開催場所
荒川河川敷(東京メトロ千代田線鉄橋~西新井橋間)
打上場所は千住側(堤南)
打ち上げ数
2025年は例年の13,000発に加え千住宿開宿400年を記念した1,010発の合計14,010発が
予定されています。
開催時期変更の理由
近年の気候変動による熱中症等の健康上のリスクを避けるため、またゲリラ豪雨や雷、台風に
よる中止のリスクを低減するため、などの理由により、例年7月下旬に開催されていた「足立の
花火」は、今年は5月末に変更されました。実際、昨年、令和6年(2024年)の大会は開始25分前
に突然の雷雨により中止になった経緯があります。足立観光ネット
交通規制の範囲と時間
足立花火大会当日は、会場周辺で大規模な交通規制が実施されます。
交通規制の実施時間
午後6時~午後10時頃(規制解除は状況により変動します)
交通規制区域
会場周辺の道路が広範囲にわたって通行止めとなります。特に千住新橋周辺から西新井橋周辺
までの荒川河川敷に面した道路は規制されます。

交通規制エリアでは、歩行者と緊急車両以外の通行が禁止されます。自動車はもちろん、
自転車の通行も制限されるので、公共交通機関の利用が強く推奨されます。
最寄り駅はどこ?駅からのアクセス方法
足立花火大会の会場(荒川河川敷)へのアクセスには複数の駅が利用できます。それぞれの
最寄り駅と徒歩所要時間をご紹介します。
千住側(南側)からのアクセス
- 北千住駅(JR・東京メトロ・東武鉄道・つくばエクスプレス):徒歩約15分
- 足立小台駅(日暮里・舎人ライナー):徒歩約25分
西新井側(北側)からのアクセス
- 小菅駅(東武線):徒歩約15分
- 五反野駅(東武線):徒歩約20分
- 梅島駅(東武線):徒歩約20分
- 西新井駅(東武線):徒歩約25分

西新井側は、例年千住側に比べて混雑が少なめです。特に西新井橋上流側は
入場規制後も利用可能なエリアとなっているため、遅めに到着された方は
こちらがおすすめです。
通行止めエリアと迂回路情報
通行止めが行われるので注意が必要です。
通行止めエリア
花火大会当日の午後6時から午後10時頃まで、荒川河川敷周辺の道路は広範囲にわたって
通行止めとなります。
特に以下の地域では通行規制が厳しくなります。
- 千住新橋周辺
- 西新井橋周辺
- 荒川河川敷に面した道路全般
迂回路について
交通規制区域を避けて移動する場合は、環状七号線や国道4号線(日光街道)などの主要道路を
利用することをお勧めします。ただし、花火大会当日はこれらの道路も大変混雑することが予想
されるため、時間に余裕を持った行動計画を立てましょう。
バスの運休情報
花火大会当日は交通規制の影響により、区内を走るコミュニティバス「はるかぜ」や路線バス
も一部区間で運休します。
区間運休するバス
- 足立区コミュニティバス「はるかぜ」
- はるかぜ5号(北千住駅西側地域循環):全線運休(北千住駅西口15時19分発が最終バス)
- はるかぜ6号(北千住・鹿浜線):区間運休
- はるかぜ8号(小台・宮城循環):区間運休
- はるかぜ11号(堀之内・椿循環):区間運休
- はるかぜ12号(西新井・亀有線):一部迂回
- 路線バス
- 都営バス:一部区間運休
- 東武バスセントラル:一部区間運休
- 羽田空港連絡バス
- 東武バスセントラル・京浜急行バス:一部区間運休
詳しい運休区間や時間については、各バス会社のホームページや停留所の掲示を確認しましょう。
足立区役所
首都高速道路の出入口規制
首都高速中央環状線も花火大会の影響で一部出入口が閉鎖されます。
閉鎖される出入口
- 首都高速中央環状線(内回り・外回り):千住新橋出入口が閉鎖
- 閉鎖時間:午後6時~午後10時頃
首都高を利用の場合は、千住新橋以外のインターチェンジを利用しましょう。
また、高速道路も大変混雑する可能性が高いため、時間に余裕を持った計画を立てましょう。
まとめ
足立花火大会は1時間に約14,000発もの花火が打ち上げられる「高密度花火」が最大の魅力です。
2025年の開催は、例年の夏の暑さとは違い、5月末という比較的涼しく過ごしやすい季節に
行われるため、これまでよりも快適に花火を楽しむことが出来るでしょう。ただし、大規模な
交通規制や会場周辺の混雑は避けられません。当日をスムーズに過ごすためには、いくつか
のポイントに注意し、計画的に行動することが大切です。
まず、時間には余裕をもって早めに行動しましょう。移動には公共交通機関を利用しましょう。
また、帰宅時の混雑緩和にも協力が必要です。規制エリアや出口付近の混雑状況を確認し、
焦らず行動することが大切です。さらに、急な天候変化にも備えて、天気予報をこまめに
チェックしておくと安心です。
美しい花火を安全かつ快適に楽しむためには、何よりも事前の準備と当日の行動計画が重要です。
本記事が皆さんの花火大会観賞のお役に立てれば嬉しいです。
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