長岡花火大会は、新潟県長岡市で毎年8月2日と3日に開催される、日本を代表する
花火大会の一つです。日本三大花火大会の一つに数えられる花火大会で、例年、2日間で
約100万人が訪れます。1946年から始まり、長岡空襲の記憶を風化させないためにその
開催日が設定されており、戦争の悲惨さと平和の大切さを後世に伝える重要なイベントと
なっています。特に有名な「フェニックス花火」は、平和への祈りを込めた壮大な花火で、
多くの人々の心に残る名シーンとなっています。また、この大会は、日本全国から集まる
花火師たちが腕を競い合う場としても知られていて、その美しさと規模は国内外で高く
評価されています。
ここでは、長岡花火大会へのアクセス方法について調べてみました。東京からの新幹線を
利用する方法や、車でのアクセス、日帰り旅行が現実的かどうかを探ってみました。
どうぞ楽しい旅の計画に役立ててください。

長岡花火大会2025年概要
開催日:2025年8月2日(土)、8月3日(日)
時間:両日とも午後7時20分~午後9時10分頃まで

災害からの復興や平和の願いを込めて開催されており、その意義も大きいです。
会場は新潟県長岡市の信濃川沿いの河川敷で、JR長岡駅から徒歩約30分の距離にあります。
広大なスペースが確保されているので、見物客もゆったりと花火を楽しむことができます。
アクセス方法
東京からのアクセス方法や所要時間を調べてみました。
東京からの新幹線での行き方
東京から長岡へは、新幹線を利用するのが便利です。東京駅から上越新幹線に乗車し、
長岡駅で下車します。最寄りは長岡駅で、花火大会会場となる河川敷までは徒歩約30分です。
乗車する新幹線は、越後湯沢行きまたは新潟行きです。
花火の開催時間に合わせた臨時電車の運行
2025年も例年通り、花火大会に合わせて臨時列車が運行される予定です
- 下り(東京方面から):多数の増便が予定されており、一部を除き全車指定席となります
- 花火終了後の上り(東京方面へ):複数本の臨時列車が運転され、全車自由席での
運行となります(グリーン車・グランクラス車両には乗車できません)
所要時間と料金
東京から長岡までの所要時間は、約1時間40分から2時間程度です。所要時間は、利用する
新幹線によって異なりますが、最も早い列車は1時間40分で到着します。
2025年料金について
座席種別別の料金は以下の通りです:
- 自由席:東京駅から長岡駅まで約8,580円(片道)
- 指定席:自由席料金にプラス530円(通常期)
- グリーン車:より上級な座席で快適に移動可能
- グランクラス:最高級の座席クラス
早割や往復割引を利用すると、さらにお得に移動できる場合があります。
新幹線の時刻表は、JR東日本の公式サイトやアプリで確認できます。予約はJR東日本の
「えきねっと」や「モバイルSuica」などのオンラインサービスを利用すると便利です。
また、旅行代理店や駅の窓口でも予約が可能です。

在来線も利用できますが、新幹線の利用がより便利です!
乗用車を利用する場合
東京から関越自動車道を利用し、小千谷ICで降ります。長岡ICは混雑するので避けたほうが
良さそうです。会場までは渋滞を避けるため、遠くの駐車場に車を止めてシャトルバスか
電車を利用するのがおすすめです。
2025年駐車場情報の大きな変更点
2025年から公式駐車場が大幅に変更されました:
- 有料予約制の導入:総台数5,935台(A会場3,334台・B会場2,601台)
- 観覧席チケット1購入につき1台まで
- 電子チケット制(車両情報の入力が必要)
主な駐車場とアクセス方法
国営越後丘陵公園
- 台数:1,800台
- 料金:5,000円
- シャトルバス利用
越路支所・越路体育館
- 台数:計350台
- 料金:1,000円
- JR越後岩塚駅から徒歩または長岡駅まで電車利用
所要時間
- 通常は東京~長岡まで3時間半~4時間かかります
- 駐車場から会場までシャトルバスや徒歩で30分~1時間かかります

早めに出発して、帰りは時間をずらして帰るといいですね。
交通規制に注意
2025年も花火大会当日は会場周辺で大規模な交通規制が実施されます:
- 規制時間中は通行制限除外車証があっても、大手通りから各路地への通り抜けができません
- 午後5時から6時台に渋滞のピークを迎えます
- 花火終了後3時間は会場周辺が大変混雑します
高速バス
東京から長岡までの高速バスが運行されています。所要時間は約5時間です。
事前に予約が必要です。
日帰りは可能か?
車を利用の場合
車を利用の場合は、朝はなるべく早めに出発して渋滞を避けるようにしましょう。花火大会
終了後も時間をずらして帰りましょう。使えるICが越後川口、十日町、三条燕なので、そこまで
下道を使用してください。
新幹線利用の場合
帰りの臨時列車情報
花火終了後の臨時列車は以下の時間帯で運行予定:
- とき378号: 長岡 21:13発 → 東京 22:44着
- とき380号: 長岡 21:42発 → 東京 23:12着
- とき346号: 長岡 22:01発 → 東京 23:40着
- とき382号: 長岡 22:16発 → 東京 23:50着
- とき384号: 長岡 22:26発 → 東京 23:56着
上越新幹線の最終列車は、22:26発の「とき384号」となっています
最終の臨時列車に乗車すれば、東京着は23時56分頃となる予定です。
注意事項
- 長岡駅では入場制限が実施されるため、時間に余裕を持って移動
- 「おかえりのきっぷ」は事前に購入しておくことを推奨
- Suica等は事前にチャージを済ませておく
- 新幹線eチケット利用者は早めにICカードと紐づけを済ませる
まとめ
2025年8月2日(土)、3日(日)に開催される新潟長岡花火大会は、日本三大花火大会の
一つに数えられ、毎年100万人もの来場者で賑わいます。特に今年は土日開催となるため、
例年以上の盛り上がりが予想されます。
東京から長岡花火大会への日帰り参加は、混雑は覚悟の上であれば十分に可能です。
新幹線を利用すれば、比較的スムーズにアクセスでき、日帰りでの観覧も現実的な
選択肢となります。車でのアクセスも可能ですが、交通規制や駐車場の確保には十分な
注意が必要です。2025年は、公式駐車場が有料予約制に変更されるほか、新幹線臨時
列車の本数・時刻の調整、交通規制の一部変更など、いくつかの変更点があります。
これらの最新情報を事前にしっかりと確認し、綿密な計画を立てることで、混雑の中でも
快適に花火大会を楽しむことができるでしょう。
日本有数の大迫力の花火を間近で体験できるこの機会に、ぜひ長岡花火大会への日帰り
旅行を計画してみてはいかがでしょうか。事前の準備をしっかり行い、忘れられない夏の
思い出を作ってください。

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