越後三大花火のひとつ「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」が、2025年も新潟県柏崎市で
開催されます。ぎおん柏崎まつりは毎年7月に3日間にわたって行われ、花火だけでなく、
みこしや民謡流し、伝統的なパレードなど、さまざまな催しが町を華やかに盛り上げます。
特に最終日に行われる海の大花火大会は、約17万人もの観客が訪れる祭りのハイライト。
日本海を舞台に繰り広げられる圧巻のショーは迫力満点で、夏の夜空を鮮やかに彩ります。
この記事では、花火大会の詳細はもちろん、お祭り全体のスケジュールや見どころについても、
2025年の最新情報を交えて詳しくお伝えします。

開催概要
花火大会開催日程・時間
- 開催日:2025年7月26日(土)
- 開催時間:午後7時30分〜9時10分(約100分間)
- 打ち上げ発数:約16,000発
- 開催場所:みなとまち海浜公園・中央海岸
- 天候:雨天決行、荒天時は実施可能日まで順延
毎年7月26日固定開催なので、2025年は土曜日開催となり、さらに多くの来場者が予想されます。
ぎおん柏崎まつり全体スケジュール
「ぎおん柏崎祭り」は、毎年7月24日~26日に新潟県柏崎市で開催される夏の一大イベントです。
1. 民謡街頭流し(7月24日)
- 浴衣やハッピ姿の市民が街中を練り歩き、三味線や太鼓の生演奏に合わせて民謡や踊りを披露。
- 見物客も一緒に参加できる、参加型のにぎやかなイベントです ( にいがた観光ナビ)。
2. たる仁和賀(たるにわか)パレード(7月25日)
- 山車・神輿・踊りの勇壮なパレード:山車(だし)や神輿(みこし)を勇壮に担いで
市街地を練り歩きます。 - 子どもたちが担ぐ可愛らしい「子どもみこし」や、町内会・学生団体による
パフォーマンスも人気 です。 - 熱気あふれる掛け声と町中の盛り上がりが見どころです。
3. 海の大花火大会(7月26日)
「海の大花火大会」は、越後三大花火のひとつに数えられ、日本海を背景に約15,000〜
16,000発の花火が打ち上げられます 。
主な見どころ:
・怒涛の尺玉300連発:圧倒的な音と光の迫力。フィナーレを飾る連続花火は感動必至です。
・尺玉100発一斉打ち:尺玉100発一斉打上(2回)
幅1,500mにわたって展開される、柏崎花火大会の最大の目玉です。
100発の尺玉が一斉に夜空に舞い上がる光景は圧巻の一言!
・海中空スターマイン:水面と空に弧を描く華麗な演出。
海ならではの演出で、海面に映る花火の美しさも楽しめます。
・600メートルワイドスターマイン:堤防600mを使った大迫力のワイドスターマインも
見逃せません。広がりが圧巻の大迫力 です。
まつりの 歴史・由来
「ぎおん柏崎まつり」は、もともと疫病や災厄を鎮めるための神事として八坂神社で行われて
いた祇園祭に起源をもちます。その伝統は長い年月を経て受け継がれ、昭和25年には「祇園祭」
と「商工祭」が統合され、現在の「ぎおん柏崎まつり」として形を整えました。
このお祭りは観るだけでなく参加して楽しめるのが魅力で、浴衣を着て踊りに加わったり、
神輿を担いだりと、町全体が一体となって盛り上がります。
最終日の海の大花火大会では、潮風と波音に包まれながら壮大な花火が夜空を彩り、
まさに夏の思い出にふさわしい時間が広がります。
屋台・グルメ情報
ぎおん柏崎まつりでは、花火大会当日に屋台も多数出店し、お祭り気分をさらに盛り
上げてくれます。出店数はその年によって異なりますが、例年およそ10〜60店舗ほどが並び、
午後から花火終了まで営業しています。屋台の場所は、みなとまち海浜公園周辺や市内の
商店街に集中しており、にぎわいが広がります。
屋台では、たこ焼きや焼きそば、かき氷、りんご飴といった定番グルメのほか、新潟ならでは
の地元特産品も楽しめるのが魅力です。最新の屋台情報や出店場所の詳細については、
柏崎観光協会の公式ホームページで確認できます。
また、会場周辺にはセブンイレブン柏崎西港町店をはじめ、複数のコンビニエンスストアが
徒歩圏内にあるため、飲み物やちょっとした買い物にも便利です。
アクセス・交通情報
電車でのアクセス
- JR信越本線「柏崎駅」から徒歩約25分
- おすすめ:パーク&レールライド(近隣駅に車を停めて電車利用)
車でのアクセス
- 北陸自動車道「柏崎IC」から通常約5分
- 関越自動車道「小千谷IC」から約1時間
シャトルバス・路線バス
花火大会当日は臨時バスの運行あり(詳細は当日発表)
駐車場情報
臨時駐車場
- 総駐車台数:約2,510台
- 料金:有料(会場により異なる)
- 最寄り駐車場:アクアパーク駐車場(徒歩10分)
混雑状況
- 正午過ぎ:最寄り駐車場満車
- 午後3時頃:徒歩15分圏内満車
- 夕方:徒歩25分圏内も満車になる可能性
混雑状況・対策
ぎおん柏崎花火大会では、毎年多くの人出で混雑します。特に行きは午後3時から6時、
帰りは花火終了後から午後11時頃が混雑のピークとなります。
スムーズに観覧するためには、正午ごろまでに現地に到着すると混雑を回避しやすく
なります。また、近隣駅に車を停めて電車で会場へ向かう「パーク&レールライド」の活用も
おすすめです。
帰りの混雑を避けたい場合は、花火が終わる少し前に会場を出るか、終了後に1時間ほど会場内に
とどまってから移動するとよいでしょう。
なお、大会当日は会場周辺で大規模な交通規制が行われるため、公共交通機関の利用を心がけて
ください。
まとめ
ぎおん柏崎まつり海の大花火大会は、2025年7月26日(土)に開催予定の、新潟県柏崎市が
誇る伝統と迫力が融合した夏の一大イベントです。昭和25年から続くこのお祭りは、神輿や
踊りなどの参加型行事と、最終日の花火大会によって三日間にわたり市内全体がにぎわいます。
花火大会当日は、約1万5,000発の花火が日本海を背景に打ち上がり、潮風と波音が演出に加わる
ことで、他では味わえない幻想的な時間を体感できます。混雑を避けて快適に楽しむには、
早朝からの場所取りや、レジャーシート・虫除け・ライトなどの準備、そして駅や駐車場までの
スムーズな帰路導線の確保が重要です。
定番の「みなとまち海浜公園」や「中央海岸」はもちろん、静かに楽しめる高柳山や米山大橋下
などの穴場スポットをうまく活用することで、自分だけの特別な花火体験ができるでしょう。
地元グルメの屋台や参加型イベントとあわせて、夏の思い出に残る一夜をぜひ柏崎でお過ごし
ください。

コメント