2025年大阪・関西万博で注目を集める中国パビリオン(中国館)。伝統と最先端技術が融合した
展示内容で、多くの来場者を魅了しています。本記事では、中国館を訪れる前に知っておきたい
予約方法、所要時間、混雑状況、待ち時間対策などを、実際の口コミも交えて詳しく解説します。
ぜひ参考にして、スムーズで充実した万博体験をお楽しみください。
中国館について
中国パビリオンは、「自然と共に生きるコミュニティの構築ーグリーン発展の未来社会ー」を
テーマとしており、伝統的な書道の巻物を広げた形をモチーフにした特徴的な外観が印象的です。
中国パビリオンの竹簡をモチーフにした外観
海外パビリオンの中でも最大級の大きさで会場の中心「大屋根リング」の内側に位置します。
・天人合一(自然と人間の調和)
・緑水青山(緑の山と青い水)
・生生不息(永遠の生命力)
という3つのテーマに沿って、中国の伝統文化と最先端技術を組み合わせた展示が楽しめます。
予約は必要?入場方法は?
中国パビリオンは予約なしで入場可能です(自由入場)。万博公式サイトの情報によると、現時点
では完全予約制ではなく、当日並ぶことで入場できます。
中国パビリオンへの入場は以下の手順でおこないます:
- 万博会場に入場する(入場チケットが必要)
- 会場内の中国パビリオンに向かう(大屋根リング内側にあります)
- パビリオン入口に並ぶ
- 自由に入場・見学する
※混雑状況によっては入場制限がかかる場合があります
所要時間の目安
中国パビリオンの所要時間について明確な公式発表はありませんが、展示内容と実際の口コミ
から、次のような目安が考えられます。
所要時間の目安:約1時間〜1時間半
展示規模や体験型コンテンツの多さを考慮すると、しっかり見るなら1時間以上の滞在時間を確保
するのがおすすめです。
駆け足見学
30〜40分
主要展示だけを効率的に見て回る場合
標準的な見学
1時間程度
ほとんどの展示をじっくり見る場合
じっくり体験
1時間半以上
体験型展示や映像を全て楽しむ場合
時間配分の目安
入場〜パビリオン外観鑑賞:約5〜10分
「天人合一」ゾーン:約15〜20分(二十四節気の映像展示など)
「緑水青山」ゾーン:約15〜20分(環境保全プロジェクト展示など)
「生生不息」ゾーン:約15〜20分(未来都市モデル、月面サンプル展示など)
体験型展示(AI孫悟空、VR体験など):約10〜20分(混雑状況による)
時間節約のコツ
- 事前に見たい展示をリストアップしておく
- 混雑時は人気展示(月面サンプルなど)を優先的に見る
- 会場マップを活用して効率的な動線を考えておく
混雑状況と待ち時間
実際の来場者の口コミによると、中国パビリオンの混雑状況と待ち時間は日によって大きく
異なります。
待ち時間の実情
- 最短:10〜20分(空いている時間帯)
- 平均:30〜40分(通常時)
- 最長:1時間以上(繁忙期・人気時間帯)

「平日でも時間帯によっては1時間待ち」という口コミもあり、待ち時間はその日
の状況によってかなり左右されるようです。
混雑しやすい時間帯・時期
- 土日祝日
- お昼頃(12:00〜14:00)
- GW・お盆・シルバーウィークなどの連休
- 夏休み期間(特に繁忙期)
- イベント開催日
比較的空いている時間帯・時期
- 平日(特に火・水・木曜日)
- 開場直後(9:00〜10:30頃)
- お昼時を避けた午後早め(13:00〜14:00頃)
- 夕方以降(17:00以降)
- 雨天時
実際の口コミから見る混雑状況
“平日の午前中に行ったら、10〜20分ほどで入れました。外観を眺めている間に列が進んでいて、意外とスムーズでした。” 30代女性・平日午前中訪問
“土曜日のお昼頃に行ったら、最後尾が見えないくらいの行列でした。結局1時間以上待ちましたが、展示は見応えがあって満足です。” 40代男性・土曜午後訪問
【リアルタイム混雑状況の確認方法】
万博公式アプリ「EXPO 2025 Visitors」では、パビリオンごとのリアルタイム待ち時間情報が提供
されています。来場前や会場内での移動時にチェックすることで、効率的な見学計画が立てられます。
待ち時間対策と効率的な回り方
中国パビリオンをスムーズに楽しむには、混雑を避けるタイミングが重要です。
特に開場直後の9時~10時半頃、ランチ直後の13時~14時頃、夕方17時以降は比較的空いて
います。また、雨の日や平日の火~木曜日を選び、夏休みや連休などのピーク時、開催の初月や
最終月は避けましょう。
さらに、公式アプリで事前に最短ルートを確認し、周辺パビリオンをエリアごとにまとめて回る
など、効率的な動線計画を立てておくと移動距離も少なく快適です。
周辺施設と組み合わせたおすすめルート
中国パビリオンの近くには、他にも見どころの多いパビリオンが集まっています。効率よく回る
なら、これらの施設と組み合わせるのがおすすめです。
中国パビリオンを中心とした半日コース
- クウェートパビリオン(中国パビリオンの東隣)
- 中国パビリオン(メインの見学対象)
- Better Co-Beingパビリオン(西隣)
- いのちの未来パビリオン(西隣)
- 国際機関共同館(正面・南側)
※所要時間の目安:約3〜4時間(休憩含む)
AIナビゲーターの活用
「EXPO2025 Personal Agent」アプリでは、AIがあなたの興味や行動に応じた回り方を提案
してくれます。中国パビリオンを含めた効率的な見学プランを立てるのに役立ちます。
中国館の見どころ
中国パビリオンには、伝統文化と最先端技術が融合した様々な見どころがあります。
特に押さえておきたいポイントを紹介します。
二十四節気の美しいマルチメディア展示
未来都市のジオラマ模型
主な展示・体験
- 🌕 月面サンプル
中国の月探査機「嫦娥5号・6号」が持ち帰った月の土壌サンプル。月の表側と裏側の土壌
が同時公開されるのは世界初の試みです。 - 🐵 AI孫悟空との対話
多言語対応のAIキャラクター「孫悟空」と会話できる体験型展示。子どもから大人まで
楽しめます。 - 🖌️ デジタル書道体験
「書道ウォーターフォールディスプレイ」で、指先やジェスチャーを使って文字やデザイン
を描く体験ができます。 - 未来都市モデル
8つのネットワークが融合した未来都市の立体模型を見学できます。
テーマ別見どころ
- 天人合一
二十四節気のマルチメディア展示や、農業百科全書と耕織図のデジタル展示など。自然と
人間の調和を表現しています。 - 緑水青山
篔簹湖の修復プロジェクトや、塞罕壩の造林事例など、環境保全と経済発展の両立を紹介
しています。 - 生生不息
スマートシティ構想やAIによる多言語対話、宇宙・深海からのリアルな体験など、未来技術
を紹介しています。 - 建築デザイン
竹簡をモチーフにした外観や、5つの書体で刻まれた漢詩、柱のない開放的な内部構造など、
建築自体も見どころです。
- 大阪・関西万博公式サイト(中国パビリオン)
- 万博公式アプリ「EXPO 2025 Visitors」
- 中国パビリオン公式SNS
まとめ
中国パビリオンは、海外パビリオンの中でも屈指の規模と内容を誇る、大阪・関西万博の目玉
パビリオンの一つです。伝統文化と最先端技術が融合した空間で、来場者に「自然と共に生きる」
という未来ビジョンを提示しています。
予約不要で気軽に入場できますが、混雑状況によっては長い待ち時間が発生する場合もあります。
本記事で紹介した混雑回避のコツを参考に、効率的な見学プランを立ててみてください。
万博会場でしか体験できない貴重な展示の数々を、ぜひじっくりと楽しんでください。
中国パビリオンでの体験が、あなたの万博の良い思い出になればうれしいです。
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