万博のトルクメニスタン館は、普段は入国が困難な国の文化や歴史を体験できる貴重な機会です。
トルクメニスタンへの入国は招待状の取得やガイド付きツアーの手配など、通常の観光では
多くの制約がありますが、万博では気軽にトルクメニスタンの魅力を感じることができます。
これは、閉鎖的な国の文化に触れる絶好の機会です。
大阪・関西万博で話題沸騰中のトルクメニスタン館!豪華絢爛な内装と珍しいアラバイ犬の
展示で注目を集めていますが、実は3階のカフェ・レストランのグルメも大人気です。
「トルクメニスタン料理って何?」「予約は必要?」「待ち時間はどのくらい?」
そんな疑問にお答えしながら、本場の味を楽しめるメニューやテイクアウト情報を
詳しくご紹介します!

トルクメニスタン館のカフェ・レストラン
トルクメニスタン館の3階にカフェ・レストランスペースがあります。
ただし、パビリオンの展示見学を完了した入場者限定のみ入店可能です。
レストランだけの単独利用はできません。
必ずパビリオン見学(1階で展示見学)→カフェ・レストラン(3階)の順番で利用
してください。

また、事前に営業状況を確認するのがおすすめです。
メニューガイド
■ パロウ(Palov)- 3,450円
パロウ(Palov)は、トルクメニスタンをはじめ中央アジア全域で愛される伝統的な米料理で、
日本で言うところのピラフに似ています。基本的な材料は米、肉(鶏肉、羊肉、または牛肉)、
ニンジン、玉ねぎ、そしてたっぷりのオイル。スパイスは控えめで、食材の味そのものを引き
立てるシンプルな調理が特徴です。特にトルクメニスタンでは、具材を炊き込むだけでなく、
レシピや盛り付けが地域や家庭ごとに異なるのも魅力のひとつ!結婚式やお祭りなど特別な場
でも欠かせない料理です。
■ ソムサ – 2,900円
ミンチが入ったパイ、量もたっぷりです。
【 伝統的なティータイムメニュー】
■ ブラックティー(ポット)- 900円
- 香り高いトルクメニスタンの伝統的な紅茶
- 2人で3杯ずつ飲める量がポットで提供される
- 素敵な伝統的茶器で楽しめる
- 「今まで飲んだ中で一番美味しい!」と評判
■ ピシメ(Pishme)- 900円
- 塩味の揚げパン風お菓子
- パン生地を揚げた軽い口当たり
- 程よい塩味でパクパク食べられる
- 紅茶との相性抜群
■ シェクシェキ(Shek-Sheki)- 1,200円
- かりんとう風の甘いお菓子
- 天然ハチミツをかけた伝統的なペストリー
- カリカリポリポリの食感が楽しい
- 中央アジア一帯で愛される伝統菓子
■ チャル(Chal)- 800円
トルクメニスタン館で提供される伝統的なヨーグルトドリンク「チャル」は、1杯 800円 です。
酸味が強いがさっぱりとした、特徴的な味わいで、現地の食文化を感じられる貴重な体験に
なります。

万博価格の中では比較的お手頃との声も。特にカフェメニューは
900円〜1,200円と、万博会場内では良心的な価格設定ですね。
テイクアウト情報
すべてのメニューでテイクアウト対応しています!
テイクアウト時には、環境に配慮した紙の器や紙コップを使用して提供されており、
温かい料理や飲み物も安心して持ち帰ることができます。さらに、持ち運びに便利な紙袋も
用意されているため、手軽にテイクアウトが可能です。
特に「ピシメ」や「シェクシェキ」は冷めても美味しく、形崩れしにくいことから、
お土産や差し入れにもぴったり。自宅でゆっくり楽しむのはもちろん、ちょっとした
手土産としても喜ばれる一品です。
予約と待ち時間の実態
パビリオン自体は予約不要で当日入場可能です。
また、カフェ・レストランは入場者限定なので、実質的な予約システムはありません。
待ち時間の目安
パビリオン入場待ち時間:平日午前中:20-30分
平日午後:40-60分
休日:50分〜2時間以上
カフェ・レストラン待ち時間:平日:30分〜1時間
休日:1時間〜2時間以上
混雑を避けるには
おすすめの時間帯:
- 平日の午前中(10:00-11:30)
- 平日の夕方(16:00以降)
- 雨の日
避けるべき時間帯:
- 週末の午後2時〜4時
- 連休中
- 昼食時間帯(12:00-14:00)
所要時間について
トータルでの所要時間の目安
最短コース(平日午前中):パビリオン待ち時間:20分
パビリオン見学:20分
カフェ待ち時間:30分
カフェ利用:30分
合計:約1時間40分
標準コース(平日午後):パビリオン待ち時間:50分
パビリオン見学:25分
カフェ待ち時間:1時間
カフェ利用:45分
合計:約3時間
混雑時(休日):パビリオン待ち時間:2時間
パビリオン見学:30分
カフェ待ち時間:2時間
カフェ利用:1時間
合計:約5時間30分
体験談や口コミ

「ブラックティーの香りがとても良く、味も格別だった」といった
感想が多く寄せられています。
「テラス席からの眺めが素晴らしく、贅沢な気分を味わえた」という声もあり、ロケーションの良さも高く評価されています。
さらに、「ピシメのサクッと軽い食感がクセになる美味しさで、つい手が止まらなくなる」といったコメントや、
「まるで現地にいるような本場の味を体験できて大満足」といった声も。

注意点として、「待ち時間がかなり長く、行列覚悟での来店が必要」と感じた
人も少なくありません。
また、「席数が少ないため、タイミングによってはゆっくり過ごすのが難しい」との意見もあります。
「営業日や営業時間が不安定で、事前に確認しておかないと訪問できないことが
ある」という指摘もあります。
カフェの魅力
カフェの魅力をご紹介します。
まず目を引くのは、まるで高級ホテルのダイニングに足を踏み入れたかのような、
贅沢な内装です。ゴールドと赤を基調とした気品あふれる空間に、美しく繊細な伝統茶器が
並び、まるで宮殿にいるかのような特別な時間を演出してくれます。
さらに注目すべきは、絶景が楽しめるテラス席。大屋根リングとほぼ同じ高さから景色を
望むことができ、晴れた日には海まで見渡せる抜群のロケーションです。タイミングが合えば
噴水ショーを眺められることもあり、写真映えするスポットとしても人気を集めています。
まとめ
トルクメニスタン館のカフェ・レストランは、万博ならではの非日常を味わえる貴重な
スポットです。本場の料理やお茶を楽しめる上、目の前に広がる絶景が、訪れる人の心を
魅了します。待ち時間はあるものの、その体験は十分に価値があります。
珍しい料理を求める方や、優雅なティータイムを楽しみたい方、絶景を背景にした特別な
食事を体験したい方には特におすすめです。
訪問の際は、時間に余裕を持ち、混雑状況をチェックすることが快適な観覧のポイント。
テイクアウトの活用や周辺パビリオンの見学を組み合わせるのも、上手な楽しみ方のひとつです。
ぜひ、この記事を参考に、トルクメニスタン館で心に残るひとときをお過ごしください。

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