PR

明治神宮御苑の花菖蒲2025|見頃時期と開花状況・料金と開苑時間を調査

スポンサーリンク
おでかけ
記事内に広告が含まれています。

都心にありながら豊かな自然が広がる明治神宮。人工林を意図的に自然林化させた豊かな

自然が感じられる都心にある名所です。その境内南側に位置する明治神宮御苑では、

例年6月になると、色とりどりの花菖蒲が見事に咲き誇ります。この記事では「明治神宮御苑の

花菖蒲2025」として、見頃時期や開花状況、入場料金、開苑時間などの最新情報をお届け

します。歴史ある菖蒲園で、美しい花菖蒲の魅力を存分に味わうための情報をまとめましたので、

ぜひ訪問計画の参考にしてください。

明治神宮御苑の花菖蒲の歴史

明治神宮御苑の花菖蒲は、明治36年(1903年)に明治天皇が昭憲皇太后のために植えたもの

です。元々この場所は、江戸時代初期以来、加藤家、井伊家の下屋敷の庭園でしたが、明治時代

に宮内省の所轄となり、代々木御苑と称されていました。

花菖蒲は明治神宮造営当時は江戸系の80余種があったと伝えられていますが、その後、

堀切(葛飾区)など東京近郊から江戸系の花が集められ、現在では約150種1,500株もの花菖蒲が

咲き競う名所となっています。明治の御代から「仙人洞(せんにょのほら)」「九十九髪

(つくもがみ)」「都の巽(みやこのたつみ)」などの菖翁花(江戸後期、「花菖蒲中興の祖」

といわれる松平定朝が作出した品種)が大切に育てられています。

2023年6月9日撮影

2025年の花菖蒲の見頃時期

2025年の明治神宮御苑の花菖蒲の見頃時期は、例年の傾向と最新情報から予測すると、5月下旬

から6月下旬となります。特に6月上旬から中旬にかけてが最も見頃を迎える時期と考えられます。

渋谷区の情報によると、2025年6月1日〜30日の期間が花菖蒲鑑賞シーズンとして設定されて

おり、この期間中は特別な開苑時間となります。

花菖蒲は気象条件などによって開花状況が変わります。明治神宮では「花菖蒲ダイアリー」として、開花状況を随時更新していますので、参考にするとよいでしょう。

料金と開苑時間

2023年6月撮影

開苑時間

明治神宮御苑の通常の開苑時間は以下の通りです

  • 3月~10月:9:00~16:30
  • 11月~2月:9:00~16:00

花菖蒲の見頃となる6月中は特別な開苑時間となります

  • 平日:8:00~17:00(入苑時間)
  • 土日:8:00~18:00(入苑時間)

明治神宮御苑の入場には、「御苑維持協力金」として500円が必要です。
※高校生以下、65歳以上は無料。

渋谷区民は2025年6月1日~30日の期間、抽選で無料招待される特典があります。
渋谷区民の方は渋谷区の広報誌やウェブサイトで応募方法をご確認ください。

年中無休で営業していますので、いつでも入苑可能です。ただし、悪天候時には安全のため閉苑

となる場合がありますので、天気の悪い日は事前に確認されることをおすすめします。

管理人
管理人

子供のころは無料の芝生広場が遊び場でした。お金を払って見学する「御苑」は
憧れでした!でも整備管理のため有料は当たり前ですよね。

アクセス方法

電車でのアクセス

明治神宮御苑へは、以下の駅から徒歩でアクセスすることができます

JR原宿駅表参道口:徒歩約1分で南参道口に到着

東京メトロ明治神宮前駅:徒歩約1分で南参道口に到着

JR代々木駅西口・都営地下鉄代々木駅A1出口:徒歩約5分で北参道口に到着

管理人
管理人

花菖蒲園を見に行く場合は、南参道口(原宿駅・明治神宮前駅側)からの
アクセスが便利です。

車でのアクセス

車で訪れる場合は、代々木口からのみ入苑可能です。原宿口、参宮橋口からは入れません。

※駐車場が混雑し入苑できない場合もあります。なるべく電車など公共の交通機関を利用しま

しょう。

カーナビに設定する際は、明治神宮の住所は代々木神園町1-1ですが、便宜上、
「代々木1-1-2」で入力するとスムーズに到着できます。

花菖蒲園の見どころ

明治神宮御苑の花菖蒲園は、単なる観賞用の庭園ではなく、歴史と文化が息づく特別な空間です。

新緑で輝く雑木林に囲まれ、清正井(きよまさのいど)から湧き出た清らかな水によって潤う

菖蒲田は、比類のない気品をたたえています。

この菖蒲田の特徴は、全体を一望することができず、小径を歩きながら観賞するように設計されて

いる点です。途中に設けられた四阿(あずまや)や八つ橋などの休憩スポットから、様々な角度で

花菖蒲を楽しむことができます。

見どころとなる主な花菖蒲の品種:

  • 仙女洞(せんにょのほら):繊細な白と紫の花びらが特徴
  • 王昭君(おうしょうくん):鮮やかな紫色が印象的
  • 九十九髪(つくもがみ):優雅な形と色合いが魅力

周辺の見どころ

花菖蒲だけでなく、明治神宮御苑には他にもいくつかの見どころがあります

清正井(きよまさのいど)

加藤清正が掘ったと伝えられる、都内有数の名湧水です。明治神宮の涵養力によって毎分平均

60リットルの水量があり、水温は四季を通じて15℃程度と一定しています。この湧水が

花菖蒲を潤し、一年中絶えることなく続いています。パワースポットとしても知られています。

2023年6月撮影

隔雲亭(かくうんてい)

明治33年に明治天皇が昭憲皇太后のために建てられたご休所です。戦災により焼失しましたが、

現在の建物は昭和33年に再建されたものです。お茶室となっており、座礼の間と立礼の間があり

ます。

南池(なんち)

御苑内にあり、御社殿の南側にあることから名付けられた南池です。夏には睡蓮やコウホネの花

が咲きます。池の周辺では野鳥が水浴びをする姿や晩秋から初冬には渡り鳥が訪れるなど、

神宮の杜の豊かな自然を感じることができます。

鑑賞のポイント

花菖蒲を満喫するなら、まず早朝に訪れるのがおすすめです。人が少ない時間帯に、朝日に

照らされてきらめく花々をゆったり眺められます。また、晴れた日を選ぶと花の色がいっそう

鮮やかになり、写真映えも抜群です。園内の小径をのんびり歩きながら、さまざまな角度から

花を鑑賞すれば、その表情の豊かさに気づけるでしょう。さらに、各品種のそばには名札が

立っているので、名前を確かめながら見て回ると一層楽しみが深まりますよ。

2023n年6月撮影

花菖蒲と一緒に楽しめる初夏の風物詩

明治神宮御苑では、花菖蒲の見頃の時期に合わせて、他にも初夏の風物詩を楽しむことができ

ます。南池では睡蓮やコウホネが咲き始め、さらに園内ではアジサイなども観賞できる時期と

なります。

また、春から初夏にかけては野鳥の活動が活発な時期。カワセミやシジュウカラなど、都心では

珍しい野鳥の姿を見かけることもあります。カメラを持参すると、より充実した時間を過ごせる

でしょう。

まとめ

東京都心で豊かな自然に浸れる明治神宮、その中にある明治神宮御苑では6月上旬から花菖蒲が

咲き始め見事な景色が広がります。晴れていてもきれい、雨に濡れたお花もまた一段と風情が

感じられます。

明治神宮御苑に入苑するには料金がかかります。開園時間も決まっているので確認してから

出かけましょう。

境内が広いので混雑は感じませんが、外国人がとても多いのにびっくりします。

明治神宮の中には都内屈指といわれるパワースポットと呼ばれる場所も何か所かあり、その

自然のパワーを感じることが出来る気がします。

是非一度訪れてみたいおすすめの場所です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました