冬のマラソンシーズンに「一度は走ってみたい」「一度は観てみたい」と語られる大会
といえば、別府大分毎日マラソンです(通称、大分別府マラソン)。通称「別大(べつだい)」
として知られ、スピードが出やすい高速コース、途切れない沿道の声援、そして記録
を持つ実力ランナーだけが集う緊張感が、この大会ならではの魅力となっています。
公式情報は大会サイトに集約されていますが、本記事では初めて調べる方にも分かり
やすいよう、日程・コース・参加資格といった基本情報を整理。あわせて、当日チェック
しておきたい注目選手も最後にサクッと確認できます。大分別府マラソンを観る・
走る前の予習として、ぜひ参考にしてください。
大分別府マラソン2026の日程
- 開催日:2026年2月1日(日)
- スタート:12:00(正午)予定
コース概要
別大(大分別府マラソン)のコースをひと言で表すと、「海沿いを走る高速コース」です。
公式コース案内では、流れがとてもシンプルで分かりやすく示されています。
- スタート:大分市「高崎山・うみたまご前」
- 第1折り返し:別府市「亀川漁港前」
- フィニッシュ:大分市「ジェイリーススタジアム(大分市営陸上競技場)」
大分市内をスタートし、別府方面へ向かって海沿いを進み、折り返して再び大分市へ戻る――
この「折り返して競技場に帰ってくる」導線こそが、別府大分毎日マラソンらしさと言えます。
ラストはロードからトラックへ入り、そのままフィニッシュ。
42.195kmを走り切った直後に競技場の空気を全身で感じられる点も、記録を狙う
ランナー、観戦する側の双方に強い印象を残すコース構成です。
コース図(公式画像)
- コース図(公式ページ内):https://www.betsudai.com/outline/course/
(下の画像も同ページのものです)
参加資格
別大は「誰でも出られる市民マラソン」ではなく、参加資格(記録要件)が設定されて
います。公式の大会要項ページでは、少なくとも以下の考え方が示されています。
- 大会当日満19歳以上
- 日本陸連公認またはAIMS公認コースで、参加資格に該当する記録を持つこと
- 参加にあたり記録証の提出が必要(提出方法等は要項に記載)
カテゴリ(1~4など)ごとに必要記録や扱いが分かれるため、実際に申し込む人は必ず
公式要項を確認してください。

ハードルが高そうですね!
注目選手
1) 国内招待選手
国内招待は“勝ちに行く/記録も狙う”が同居して、レースの骨格を作る枠。
まずここを押さえると、別大が一気に面白くなります。
主な注目選手(公式一覧より)
- 吉田 祐也(YOSHIDA Yuya)
- 黒田 朝日(KURODA Asahi)
- 井上 大仁(INOUE Hiroto)
- 聞谷 賢人(KIKUTANI Kento)
- 東 瑞基(HIGASHI Mizuki)
- 岩崎 大洋(IWASAKI Taiyo)
観戦ポイント(国内招待)
- 前半(〜ハーフ)で“隊列”がどう落ち着くか:別大は海沿いの直線が多く集団が
作られやすい一方、風やペースの上げ下げで一気に割れる年も。国内招待がどの
集団に乗るかが勝負の序章になります。 - 折り返し(亀川漁港前)前後の駆け引き:折り返しで集団の並びが見えやすく、勝負
どころの気配を掴みやすいです(後述のコース動画で予習推奨)。 - 終盤(30km以降)の“日本勢トップ争い”:国内招待同士+大学勢が混ざってくると、
順位変動が最も激しくなります。国内招待はここで「粘り切る強さ」が出る枠。
国内招待選手:https://www.betsudai.com/list/list_jp/
2) 海外招待選手
海外招待は、レースの平均速度そのものを押し上げる存在。日本勢にとっては
「どの集団で勝負するか」を左右する重要要素です。
観戦ポイント(海外招待)
- “誰が先頭を引くか”より、“誰が淡々と刻むか”:別大はハイペースに見えても、
勝つ人は往々にして淡々と落とさない。海外招待が作るペースの「安定/揺れ」
を見ると、後半のサバイバルが読みやすいです。 - 折り返し後の集団分裂:折り返しを境に向かい風・追い風(当日の条件)で脚が
削られ、海外勢がスパッと“ふるい”をかける展開が起きがち。
海外招待選手:https://www.betsudai.com/list/list_foreign/
3) 大学勢
別大は大学勢が“駅伝の延長”ではなく“マラソン”として戦う舞台。
ニュースでも触れられる通り、箱根で話題になった選手が複数エントリーしており、
観戦側は「初マラソン/2回目以降の適応」を見比べられるのが醍醐味です。
観戦ポイント(大学勢)
- 30km通過が“駅伝選手→マラソン選手”の分水嶺:駅伝的なスピード感で行けても、
30km以降に“別競技”になります。集団内でのフォーム変化、給水の取り方、
ストライドの維持に注目。 - “前半飛ばす学生” vs “後半勝負の社会人”のコントラスト:別大の面白さは、
同じロードでも勝負の設計が違うこと。大学勢がどの地点で勝負に出るかは見どころです。 - 公式の「カテゴリ別リスト」で大学名検索すると追いやすい:出場選手一覧トップ
からカテゴリ別に辿れます。
4) 視覚障がい選手(男女)
別大は視覚障がい部門(男女)も公式にまとまっており、トップ争いが分かりやすい
のが特徴です。
- HORIKOSHI Tadashi(堀越 信司)、WADA Shinya(和田 伸也) ほか
- MICHISHITA Misato(道下 美里) ほか
観戦ポイント(視覚障がい)
- 伴走との“呼吸”がレースの質を決める:給水、コーナー、集団の密度が上がる区間
などで、連携の精度が結果に直結します。 - 終盤の粘りが可視化されやすい:伴走者との一体感が、ラスト数kmの表情に出
やすく、観ている側にも伝わります。
視覚障がい選手(男女):https://www.betsudai.com/list/list_shikaku/
観戦・応援の楽しみ方(コース理解が9割)
別大を観るなら、事前に「コースの流れ」を頭に入れておくと楽しさが跳ね上がります。
コースを動画で予習(ドライブ映像)
- 別大コースをドライブで追体験(YouTube):https://www.youtube.com/watch?v=4XmSxX9y9E4
「どの辺りが海沿いで、どの辺りで折り返すか」が映像だと一発で分かります。
まとめ
まとめとして、別大(大分別府マラソン)の要点を整理します。
開催は2026年2月1日(日)正午スタート予定。コースは高崎山・うみたまご前を
スタートし、亀川漁港前で折り返してジェイリーススタジアムへ戻る往復型で、
海沿いの高速レイアウトが特徴です。参加には明確な記録要件が設定されている大会です。
観戦する側は、事前に公式の出場選手一覧をブックマークしておくと、当日の展開や注目
ポイントがより分かりやすくなります。
記録、緊張感、そして冬のマラソンらしい真剣勝負を味わえるのが、別大最大の魅力です。
参考リンク
- 公式サイト:別府大分毎日マラソン
- 大会要項(公式):https://www.betsudai.com/outline/
- コース(公式):https://www.betsudai.com/outline/course/
- 大会までの流れ(公式):https://www.betsudai.com/outline/flow/
- 出場選手一覧(公式):https://www.betsudai.com/list/
- JAAFニュース(招待選手などの概要):https://www.jaaf.or.jp/news/article/23057/


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